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東京・中京・旧京都競馬場はウマ娘のモデル馬たちの聖地だった

競馬場に遊びに行くと目に飛び込んでくる、歴代の名馬を称えて設置されたオブジェクトたち。

その中にはウマ娘のモデル馬となった名馬たちも多数存在しています。

今回の記事では私が行ったことのある東京競馬場・中京競馬場・京都競馬場で見つけた、ウマ娘のモデルにもなっている名馬たちをご紹介していきます。

1:東京競馬場で見つけたウオッカ

東京競馬場では日本ダービー・ジャパンカップ・天皇賞(秋)・安田記念など数々のビッグレースが開催され、これまでもあまたの名馬たちがしのぎを削ってきた競馬場となっておりますが、中でも特筆すべき存在なのがウオッカです。

父のタニノギムレットも日本ダービー馬ですが、それよりも強くなりますようにと、ギムレットよりも強いお酒の名前が付けられたウオッカ。

ウオッカと言えば2007年に牝馬で64年ぶりに日本ダービーを制したこと、同期のライバル:ダイワスカーレットとの名勝負数え歌が有名ですが、東京競馬場での活躍も目覚ましいものがありました。

東京競馬場で開催されるG1レースは3歳限定戦を除くと「ヴィクトリアマイル」「安田記念」「天皇賞(秋)」「ジャパンカップ」の4レースありますが、その4つのG1レースを完全制覇した馬はウオッカただ1頭のみ。

しかもマイル・中距離・クラシックディスタンスと3つの距離で圧倒的な強さを誇っていたのですから凄い馬です。

歴代最多G1勝利の記録を塗り替えたアーモンドアイでさえ、安田記念は勝てずじまいで完全制覇には至りませんでした。

ご覧の通り、ウオッカは東京競馬場だけでG16勝を挙げています。まさに”東京競馬場の申し子”と言うのにふさわしい馬ですね。

ただ、そんなウオッカも2009年の安田記念では相当に厳しい競馬を強いられてしまいました。

最後は武豊騎手の手綱さばきも光って辛くも勝利しましたが、安田記念は名馬たちにとっては何かと鬼門となるレースのようです。

ちなみに、東京競馬場内には競馬博物館という場所もあって、歴代の名馬たち(顕彰馬)が展示されているコーナーがあります。

そこにはシンボリルドルフやナリタブライアンといった3冠馬をはじめ、多くのウマ娘のモデルになった馬たちも展示されております。

東京競馬場に遊びに行った際には、それらの展示を見てみると面白いかもしれません。

2:中京競馬場で見つけたサイレンススズカ

中京競馬場といったら、やっぱりこの馬、サイレンススズカでしょう。

1998年に中京競馬場で行われた小倉大賞典、金鯱賞を大逃げでの圧巻のパフォーマンスで優勝した馬になります。

小倉大賞典ではハンデ57.5kgのトップハンデを背負った状態での走りで、最初の1,000mの通過タイムは57.5秒。

そしてそのまま後続を寄せ付けず、1分46秒5という当時のレコードタイムでゴール版を駆け抜けました。

続く金鯱賞も序盤から飛ばしに飛ばして、結局ゴールまで後続馬に差を詰められることなく1分57秒8というレコードタイムでの大楽勝。

2着の馬にはなんと1.8秒ものタイム差をつけ、今でも伝説のG2として語り継がれているレースです。

そんなサイレンススズカを称えて、中京競馬場内にはサイレンススズカにまつわる物が設置されていました。

3:京都競馬場で見つけたキタサンブラック

改修前の京都競馬場に遊びに行ったときに見つけたのは、キタサンブラックでした。

キタサンブラックは、2015年の菊花賞でG1レース初勝利、続く2016年・2017年は天皇賞(春)を2連覇と、京都競馬場では3つのG1レースを勝利しています。

オーナーがあの北島三郎さんであることでも有名な馬ですよね。

2016年の年末には「有馬記念を勝っても負けてもまつりを歌う」と宣言し、結果はサトノダイヤモンドに負けてしまい2着だったんですが、レース後の中山競馬場では本当にまつりが熱唱されたというエピソードもございます。

また、改修前の京都競馬場にはライスシャワーの慰霊碑もありました。

改修後の京都競馬場でも、ライスシャワーの慰霊碑はパドックの裏に存在しているようです。

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