「私を強くする麻雀diary 覚悟が運を引き寄せる」
MリーグのBEAST Xに所属している菅原千瑛プロのフォトエッセイを読んでの感想になります。
これまでの菅原さんの半生と今の日常について書かれていて、彼女がどんなことを考えて、どんなことを想って学生時代を過ごしてきたのかも詳しく知れて、読みごたえがある本でした。
今回はそんなフォトエッセイを読んで感じた、”生き方”についての話を自分なりにつらつらとまとめてみた記事となります。
自分自身と向き合って、自分軸で生きていきたいと思っている人には参考になる話かも??
もし興味があったら読み進めてみてください。
自分軸で生きることの大切さ
本を読み進めていくと、中学生時代のお話をしている部分で次のような箇所がありました。
できることなら、何でもいいから”何か”を見つけて、自分のやりたいことや目標が常にある、意思を持った人生を送りたい
それに何年かかるかはわからないけれども、自分自身と向き合って、”本当に自分のやりたいことは何なのか”をしっかりと考え、選び抜きたい
自分自身の中学生時代を振り返ってみたときに、果たしてここまで真剣に自分自身と向き合っていたかと言われたら確実に”NO”なので、素直に、子供の頃からそういうことを思っていた菅原さんのことを凄いなと思いました。
僕が中学生だった頃はどうだっただろうか・・・。
「いい学校に行きなさい」「いい会社に就職しなさい」と親に言われ続けていた時代で、周りの友人たちもそんな雰囲気だったので、自分も「あ、人生ってそういうものなんだ」と、何となくその価値観を受け入れていた感じでした。(僕みたいな学生時代を過ごしていた人、実は結構多いんじゃないですかね^^;)
何となくいい高校、いい大学を目指して勉強する日々。
そんな日々を送る中で、僕も高校生・大学生の頃に麻雀と出会い、のめりこんでいましたが、周りと同じ様に普通の会社に就職することしか考えていなかったので、麻雀プロになるという発想も当時は全然持っていませんでした。
完全に自分軸ではなく、他人軸でボーっと過ごしたきた僕の学生時代(笑)
ただ、大人になって社会人経験もそこそこ積んできた今なら、ここで菅原さんが書かれている「真剣に自分自身と向き合う」大切さがよく分かります。
「どうしたら人生生きやすくなるんだろう?」って考えたときに、結局行きつくところって”自分軸で生きる”ということなんじゃないかと今では思っています。
僕自身の体験談ではありますが、
・自分はどうなりたいのか?
・自分はどうありたいのか?
・自分は何をしていきたいのか?
・自分は何が欲しいのか?
こういったことを自分自身に問いかけていって、一つ一つ見つけていくことで、徐々に自分軸で生きていけるようになります。
ちなみに自分自身に問いかける時のコツは、「お金がない」「時間がない」「もうこんな歳だし」とか、そういう条件は一切無視することですね。
そうやって自問自答していくと、自分の本心が段々と見えてきますので、もし興味があったら試してみてください。
自分の本心を認識しだすと頭の中にアンテナ立つようになるので、自然とそこに向かった情報もキャッチできるようになります。
Xのタイムラインを眺めている時も「あ、この情報自分に必要かも!?」とか思うようになったり、何かの情報をきっかけに「あ、こうすればいいのかも!」とふとした瞬間に突破口のアイデアをひらめいたり。
体が勝手に、自分の本心に向かって行動し始めるみたいな、そんな感じです。
また、自分の中に軸ができるので、他人が言うことにもいちいち惑わされなくなりますよ。
人生は選択の連続だし、未来は自分で作れる
さらに本を読み進めていくとこんな1節がありました。
人生とは、選択の連続の先に、好きなものや選びたい道が現れてくるものなのではないか。
人生における選択というと、進学・就職・結婚・離婚とかそういったものに目が行きがちですが、それだけではなく毎日毎日、もっと言うと瞬間瞬間が選択の連続ですよね。
例えば、朝目覚まし時計が鳴った時にすぐ起きるのか、あと5分って言って目覚まし時計を止めるのも選択。最高気温が25度くらいに日に半袖を着るのか長袖を着るのかも選択。お昼ご飯に角煮定食を食べるのか、ハンバーグ定食を食べるのか、唐揚げ定食を食べるのかも選択。靴を履くときに右足から履くのか左足から履くのかも選択。
こんな感じの選択を人は1日に35,000回くらい行っているそうです。なかなかな数字ですよね。
そして大事なのは、今の自分は、これまで自分の選択してきたことによって成り立っているということです。
当然、その延長線上にある未来の自分というのも、これから自分が選択することによって成り立つということになります。
ここで思い出してほしいのが、先ほどお話しした自分自身に問いかけることについての話。
よく「老後のお金のことが心配で不安」なんてことをニュースでも見ますし、不安に思う気持ちも分かります。でも、そんな時に自分はどうなりたい?と問いかけて、ある人は「老後のお金のことで悩まない人生を送りたい」と想って、それをずっと想い続けたとします。
するとその人の中には「老後のお金のことで悩まない人生を送る」というアンテナが立って、そのための情報も日常生活でキャッチできるようになり、「老後のお金のことで悩まない人生」に向かった選択を自然と取るようになっていきます。
その選択を積み重ねていった結果、未来の自分は「老後のお金のことで悩まない人生」を送っているという感じですね。
何が言いたいかというと、未来というは、自分がこれから行っていく選択によってどうとでも出来るし、どうにでもなるということ。
菅原さんの書かれた「人生とは、選択の連続の先に、好きなものや選びたい道が現れてくる」という1節を読んで、そんなことをつらつらと考えていました。
愛猫との生活風景は癒しでしかない!
ここまでだいぶ真面目な話をしてきてしまったので、最後はホッコリする話をば。
「私を強くする麻雀diary」の中には菅原千瑛プロの日常についても書かれていて、愛猫との生活風景についても書かれていました。
菅原さんの愛猫はシェリーという名の白猫で、甘えん坊な4歳の男の子だそうです。
眠ろうかなとベッドに横になると、可愛い声で「ミャア~」と鳴きながら近づいてきます。横からふみふみ、上からふみふみ・・・(中略)・・・なんて素敵なマッサージ屋さんなんでしょう
こういった感じで、菅原さんと猫ちゃんの生活風景が事細かに書かれていて、ホントに買っている猫のことが大好きなんだなというのが伝わってきました。
菅原さんは愛猫に対して「こんなの癒しでしかない!」と書かれていましたが、菅原さんと猫ちゃんが仲良く暮らしている光景を思い浮かべた僕にとっても「こんなの癒しでしかない!」と感じる日常生活の章でした^^
まとめ
菅原千瑛プロのフォトエッセイ「私を強くする麻雀diary 覚悟が運を引き寄せる」を読んで感じた、生き方や選択についてのツラツラとまとめました。
こういう話が刺さる人も刺さらない人もいるかと思いますが、自分自身と向き合って自分軸で生きていきたいと思っている人には何かヒントになるようなことも書けているんじゃないかと思っています。
そして、何より菅原千瑛プロの麻雀に対する並々ならぬ覚悟を感じるこの1冊。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

